他人の評価より、自分の心の声を聞く
2025.11.20
私たちは、気づかないうちに「他人の評価」を基準に生きてしまうことがあります。
褒められると嬉しくて、指摘されると不安になる。
その気持ちはとても自然です。でも、評価に頼りすぎると、
「自分は本当はどうしたいのか」
その声がだんだん聞こえにくくなってしまう。
だからこそ今、もう一度 “自分の心の声” を丁寧に拾い直すことが大切です。
他人の意見を拒否するのではなく、
自分の声 → 他者の声 → そして自分で決める
この順番を取り戻すことが、キャリアにも人生にも大きな違いを生みます。
こんにちは、atteyaaのウッチーです。
学生や若い社会人と関わる中で、
「評価に振り回されて苦しくなる」
「自分が何をしたいのかわからなくなる」
そんな声をよく聞きます。
でも実は、これは多くの人が一度は通る道。
だからこそ今回のブログでは、
他人の評価よりも、自分の心の声を大切にすること
そしてそのために“他者のフィードバック”とどう向き合うか、
この2つについてお話ししたいと思います。
1. 他人の評価で自分の価値が決まるわけじゃない
私たちは日常のあらゆる場面で、他人の評価と向き合っています。
成績、SNSの数字、面接、上司の言葉。
良い評価がもらえると安心し、期待に応えられなければ落ち込む。
その反応は自然で、感受性がある証拠です。
でも他人の評価ばかりに寄りかかってしまうと、
自分の価値基準が外に置かれたままになってしまう。
「何を大切にしたいのか」
「どんな生き方が心地いいのか」
その声がだんだん聞こえなくなるのです。
だからこそ大事なのは、評価の前に
「自分はどう感じている？」
と問いかけることです。
2. 自分の心の声は、日常の小さな“反応”に表れる
自分の声は大きなメッセージのように届くわけではありません。
むしろ、ふとした瞬間に静かに現れます。
・気になるトピックにワクワクする
・人の働き方を見て「いいな」と感じる
・なぜかモヤッとする
・違和感がある
この“反応”こそが、あなたの価値観が動いたサインです。
しかし、他人の評価に意識を向けすぎると、
このサインが見えにくくなります。
“評価軸が外側にある状態”というのは、
こうした内側の声を受け取る余白を失っているということなんです。
3. 他者の意見を排除するのとは違う。フィードバックは成長の材料になる
「自分の声を聞く」と聞くと、
「じゃあ他人の意見は無視していい？」
と誤解されることがあります。
もちろんそうではありません。
むしろ 他者のフィードバック には、自分を深く知るヒントがたくさんあります。
・自分では気づけない癖
・周りから見た強み
・改善ポイント
・新しい挑戦のきっかけ
他人の言葉は“鏡”のような存在です。
素直に受け取れば、成長の材料になります。
大切なのは、
「この意見を聞いて、自分はどう感じたか？」を必ず確認すること。
納得するなら取り入れればいい。
違うと感じるなら手放してもいい。
判断基準は、あくまで自分の内側です。
4. 判断基準を外に置くか、内に置くかで人生は大きく変わる
同じ言葉でも、落ち込む人と前向きに捉える人がいます。
これは“心の強さ”の問題ではなく、
判断基準がどこにあるか の違いです。
判断基準を外に置く
→ 他人の言葉が正解になり、気分が揺れやすい
判断基準を内に置く
→ 他者の意見は参考情報。最終判断は自分がする
社会で生きる以上、評価は避けられません。
でも、評価に人生を委ねるかどうかは選べます。
5. 自分の声を軸にすると、選択が軽くなる
自分の声を聞けるようになると、選択が軽くなります。
・自分が納得できるから選ぶ
・違和感があるからやめる
・ワクワクするから挑戦する
・心が動かないから距離を置く
こうした判断ができるだけで、
無理に期待に応えすぎて疲れることが減っていきます。
“自分の人生の舵は、自分で握っていい”。
そんな感覚が生まれるんです。
6. 最後に：自分の声と他人の声は「どちらか」ではなく「順番」
伝えたいことはとてもシンプルです。
✔ 他人の評価に振り回されない
✔ でもフィードバックは成長の材料として素直に受け取る
✔ そのうえで「自分はどう感じたか？」を判断基準にする
大切なのは、どちらを切り捨てるかではなく、
“どの順番で聞くか” です。
まず、自分の声。
その次に、他者の声。
そして最後に、自分で決める。
この順番が整うだけで、キャリアも、日常の選択も、驚くほど生きやすくなります。
自分の声に耳を傾けてみたくなった人は、atteyaaの世界を覗いてみてください。
