
こんにちは、atteyaaのマツイです。
太鼓を叩けますか?
笛を吹けますか?
民謡を歌えますか?
神楽を舞えますか?
今日は、こんなことを聞いてみたい。
もっと言えば、
「君には故郷がありますか?」
でもいい。
ここでいう故郷とは、
出生地とか実家の住所とか、そういう話ではありません。
「自分はここの人間だ」と、間違いなく言える場所のことです。
僕たちの世代(1977年生まれです)、
そして僕たちの親世代の多くは、
便利な場所、仕事のある場所、住みやすい場所を求めて移動してきました。
それが別に悪いことだとは思わない。
私だってコンビニは近い方がいい。
便利なことは、良いことだ。
ただ、便利さと引き換えに、
知らないうちに置いてきたものがある。
地域を旅していると、
地元の人たちが太鼓を叩いたり、
笛を吹いたり、神楽を舞ったり、手厚い歓待を受けることがある。
なぜか、不思議なくらい感動する。
もちろん、
演奏は上手いし、迫力もあるし、衣装も格好いい。
でも、それだけじゃない何かに、私は感動している。
私、
いや、私たちは、
おそらくあの姿を見ながら、
「素敵な文化を継承してくれてありがとう」
というその方の覚悟への感謝と、
「自分も、こうありたかったのかもしれない」
そんな羨望のようなものを感じているのだと思う。
祭りの日になれば太鼓を叩き、笛を吹く。
昔から伝わる歌が歌える。
神様の前で舞うことができる。
この価値は、計り知れない。
履歴書には書きにくいかもしれないし、
就活のガクチカとして、どれくらい評価されるのかは分からない。
だが、
「自分はこの土地の、何百年という時間の続きを担っている」
と言える。
ビジネスは数字で語られることが多い世界だが、
この世界は数字だけでできているわけではない。
人から人へ何かが渡り、
受け取った人が、また次の人へ渡していく。
そんな流れ、循環によって、社会はできている。
地域の文化も、きっとそう。
その循環の一部を担い、
自分よりずっと前から続いてきた文化を次へ渡していく。
それは、他のどんなスキルとも違う意味で、
ものすごく価値のあることなのかもしれない。
東京へ行きたい。
海外へ行きたい。
知らない世界を見たい。

それにも、もちろん価値はある。
興味があるのであれば、絶対にやった方がいい。
だが、それと同じくらい、
いや、もしかするとそれ以上に、
「自分はどこから来たのか」
という問いが、長い人生ではめちゃくちゃ効いてくる。
自分が生まれ育った場所には、
どんな伝統があり、何が受け継がれているのか。
誰がそれを守っているのか。
そして、自分にもできることはないのか。
一度くらい、覗いてみてほしい。
太鼓でもいい。
笛でもいい。
踊りでも、歌でもいい。
ちょっと、やってみてはどうだろうか。
読んでくれてありがとうございます。
旅って何だろう?
キャリアって何だろう?
人生って何だろう?
そんな疑問を感じたらぜひatteyaaを覗いてみてください。




